お知らせ

2025.12.02

弓術書『弓の理科~弓道実験ノート~』(澤村光仁著)、発行しました!

弓道書『弓の理科~弓道実験ノート~』(澤村光仁著)、12月1日付で発行いたしました。弓道誌『弓道日本』(弓道日本編集委員会制作)の連載記事をもとに加筆・修正された一冊です。

本書はこれまで語られることの少なかった弓道の「物理的データ」をもとに、その核心に迫ろうとするものです。弓力の実測値や矢の挙動を高速動画で可視化した記録など、推論でも思想でもない「事実」を丁寧に示しています。

弓道は精神性の高い武道であるため、物理的分析は敬遠されがちです。しかし、精神を重んじる世界だからこそ、客観的な土台が必要ではないか――この疑問が本書の原点です。

著者は射の正しさを再定義するつもりはありません。ただ、弓道界に広まる知識に物理的な誤りを見つけたとき、「確かめたい」という思いから検証を進めました。可視化された事実も真理そのものではありませんが、真実へ近づくための一筋の光となるはずです。

弓道はどこへ向かうのか? 精神性を深めるのか? それとも科学的理解を取り入れるのか? そうした未来を考える上で、最低限の物理的事実を知ることは必ず役に立つことでしょう。弓道を愛する方ほど従来の視座が揺らぎ、きっと新たな気づきが得られる一冊です。

詳細:https://taiyo-g.com/shousai334.html

 


『目次』

準備 弓力の記録と高速動画撮影による観察
1.弓力の測定記録
2.高速動画撮影による観察

Ⅰ.弓力の変化
1.環境による弓力の変化
2.弝高の変化が弓力に及ぼす影響
3.弓力変化に対する諸条件影響の分離
4.弦上がり

Ⅱ.矢所の前後に影響を与える因子
1.水平方向の狙い
2.和弓におけるアーチャーズパラドックス現象と角見
3.狙いと矢所

Ⅲ.矢所の上下に影響を与える因子
1.矢束のバラツキと矢所の変化
2.弓の保有エネルギーと矢重量の最適化
3.離れで弦はいつまで矢を加速しているか
4.弝の高さが矢の速度に及ぼす影響
5.離れの瞬間筈は僅かに上へ動く
6.発射時の矢の水平維持

Ⅳ.矢所の揺らぎ
1.狙いの揺らぎ
2.矢の回転

Ⅴ.避けて通れない項目・他
1.弦音
2.弓返り
3.弦の張力
4.弓も頑張っている
5.矢だって頑張っている
6.高速移動体の映像歪

あとがき

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  • あり(外部サイトへ)https://taiyo-g.com/

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