2023.09.15
小説「林(ハヤシ)-あるいは串刺し球根の『後可能的』な逸脱-」(上下巻、山本幸生著)、9月1日付で発行いたしました。
黙示録的な独特の文体を有する作家・山本幸生による第五の存在論的小説。主人公《わたし》が迷い込み、同時に「串刺しにされた球根」のように住み着いている《林》の正体とは? この不可思議な世界に迷い込んだという主人公《わたし》が、想像上の人物ではなく、私たち一人ひとりが主人公《わたし》なのだと気づいたとき、この作品が人間存在の根源に光を当てた象徴的で普遍的な小説であることが見えてきます。
400字詰め原稿用紙1,000枚超の長編小説です。
詳細:
上巻:https://taiyo-g.com/shousai306.html
下巻:https://taiyo-g.com/shousai307.html