ミシェル・スキーン著『私を愛して、私のもとを去らないで』、発行しました！

心理学の書『私を愛して、私のもとを去らないで』（ミシェル・スキーン（PsyD）著、森直作訳、原著『Love Me, Don’t Love Me』）、6月1日付で発行いたしました。英語の原書を日本語に翻訳した一冊です。

著者はサンフランシスコ在住の著名なセラピスト。本書は、マインドフルネスとスキーマセラピーの方法を用いて、これまで取り上げられることのなかった、しかし誰もが心の底に持つネガティブな仕組みに対処する道を明らかにした名著です。

普段の生活の中で、特定の誰かと接触したり、特定の状況に出くわしたときに、突然あらがえない強い衝動や感情が湧き起こり、自分でも思いもしなかった発言や行動をとってしまうことがあります。

著者によれば、その原因は『中核的信念』と呼ばれる５種類の信念。それらは、幼少期から思春期における苦痛をともなう体験がもとになって形成された強固な信念であり、成人してもなお自分の考えや行動を無意識に束縛している頑迷な思い込み（信条）です。

本書にあるマインドフルネスの方法とスキーマセラピーにもとづく練習を実践することによって、自分の中にある中核的信念を特定し、それらの信念にもとづく衝動的な行動にうまく対処できるようになります。さらに、これまでは心の中で抑圧されてきたため、想像すら及ばなかった新しい生き方を選択することができるようになります。

……用意するのは一冊のノートだけ。さあ、ミシェルと一緒に、自分を知り、新しい人生を切り拓くための旅に出かけましょう。

詳細：https://taiyo-g.com/shousai303.html